10月を迎えてあの暑い夏がやっと過ぎ去ったと実感できるようになりました。
この夏は猛烈な暑さでしたので運動らしいことを控えて活動量が減っていたという方も多いのではないでしょうか。
ですが季節は秋。
空気は澄み 日差しもやわらかくなり朝晩はひんやりと心地よい気温になります。
体を動かすには理想的で、そして運動を再開する心理的なハードルをぐっと下げてくれる季節です。
自然の中を歩いたり走ったりすることは、ただ体重を落とすだけでなく、気持ちのリフレッシュやストレス軽減にもつながります。
そして秋は「食欲の秋」と呼ばれるほど多彩な旬の食材が豊富な季節。
野菜やきのこ類、魚に果物と栄養価の高い食材が旬を迎える時期ですので、上手に活用して体づくりを内側からもしっかりサポートしたいものですね。
暑さにバテて栄養バランスが偏りやすかった夏に比べ、秋は食材選びの幅も広がって食事と運動の面でダイエットに取り組むベストシーズンです。
旬の食材で自然の恵みを取り入れながら、外側からは運動で燃焼、内側からは栄養で回復を促すことができるのです。
そして秋から新たに運動を習慣化していくことは、長期的にも大きな意味を持ちます。
年末年始はおいしい食事やイベントが続き正月太りとも言われるくらい体重が増えやすい時期。
それに備えて今からしっかりと運動のリズムを整えておくと、太りにくい体質や生活習慣が自然と身につき結果的にお正月太りを防ぐことにもつながります。
とは言いましても しばらく運動から遠ざかっていた人にとっていきなりトレーニングを始めるのは不安が大きいかもしれません。
そんな方におすすめなのが負担の少ないウォーキング。
秋の穏やかな日差しの中で気軽に始められるウォーキングは、運動不足のリハビリとしても効果的です。
ご自分のペースでいいので まずは1日15分程度からスタートしてみましょう。
そして体が慣れてきたら距離や時間を少しずつ延ばしていくようにすれば、自然に運動習慣も身についてくると思いますよ。
そして忘れてはいけないのが運動前のストレッチです。
筋肉をしなやかにほぐし関節の可動域を広げておくことで、運動によるケガ予防にもつながります。
そしてストレッチには筋肉をスムーズに動かしやすくするというメリットもあり、結果的に運動効率を高めてくれます。
運動後に取り入れれば疲労回復をサポートし翌日の体の軽さにもつながるので習慣にしておくと良いでしょう。
秋の運動は まずは季節を楽しみながら体を動かしてみることから始めるのがおすすめです。
無理をせず、ご自分のペースで進めて、冬に向けて健やかな体づくりを始めてみましょう。